はじめに
当事務所は、宮崎県延岡市出身の衞藤彰弁護士が、昭和59年5月、宮崎市内本事務所の前身である「衞藤法律特許事務所」を開設したことから始まります。
当事務所の創業者である衞藤彰弁護士は、弁理士試験と司法試験の双方に合格しただけでなく、弁理士と弁護士の実務を経験したという異色の経歴を強みとし、一般民事、刑事事件にとどまらず、知的財産に関する法的対応、知的財産権(特許、商標、意匠、実用新案)の出願代理業務も行うなど、特性のある法律特許事務所として活躍の場を広げ、事務所を発展させてきました。
衞藤彰弁護士は、依頼者へ誠実な対応を行い、依頼者を笑顔にすることを何よりも優先し、迅速かつ適切な対応を心掛けており、この迅速かつ誠実な対応により事務所を発展させ、現在の当事務所を築き上げた偉大な創業者であります。
衞藤彰弁護士は平成29年6月2日に逝去しましたが、当事務所は、創業者の遺志を引き継ぎつつ、さらなる発展を目指し、充実したサービスを提供できるよう努めてまいります。
沿革
- 昭和59年5月
- 衞藤彰弁護士が宮崎市宮田町内に「衞藤法律特許事務所」を開設
弁理士資格を有する弁護士として、一般事件に加え、知的財産に関する法的対応、知的財産権(特許、商標、意匠、実用新案)の出願代理業務も行うなど、特性のある法律特許事務所として活動。
- 昭和62年
- 現在の住所地に事務所ビル「向洋ビル」を設立し、事務所を移転。
(「向洋ビル」は、衞藤彰弁護士の出身校である宮崎県立延岡工業高校の旧校名から名付けられた)
- 平成15年5月
- 事務所の法人化により「弁護士法人衞藤法律特許事務所」を設立し、経営規模を拡大。弁護士法人の設立は宮崎県内第1号であった。
- 平成22年8月
- 福岡事務所開設(平成25年12月閉所)
- 平成29年6月2日
- 衞藤彰弁護士逝去
当時の所属弁護士3名で弁護士法人衞藤法律特許事務所運営を承継し、現在の体制となる。
創業者・衞藤彰弁護士
略歴
- 昭和41年
- 宮崎県延岡工業高校機械科卒業
- 昭和46年
- 東京電機大学工学部電子工学科卒業(工学士)
- 昭和46年11月
- 当時最年少で弁理士試験に合格し、特許事務所や法政大学工学部に勤務
- 昭和53年11月
- 司法試験合格(33期)
- 昭和56年4月
- 弁護士登録(第二東京弁護士会所属)
- 昭和59年5月
- 宮崎県弁護士会へ所属し、宮崎市内に「衞藤法律特許事務所」を開設
- 平成15年5月
- 弁護士法人衞藤法律特許事務所を開設
その後、知的財産、倒産等あらゆる分野を得意分野とし、弁理士、弁護士として活躍を続ける。
- 平成29年6月2日
- 逝去。
社会活動等
- 宮崎県弁護士会副会長
- 日本弁理士会・九州地方委員会幹事
- 日本工業所有権法学会会員
- 著作権法学会会員
- 宮崎県工業会会員
- 宮崎大学客員教授
- 発明協会会員
- 宮崎県知的財産戦略策定委員会委員
- 株式会社みやざきTLO顧問
- 宮崎向洋会会長
- 東京電機大学校友会宮崎県支部長
- 宮崎ひむかライオンズ・クラブ会長
著書
- パテント戦略新時代(ダイヤモンド社・共著)
- 宮崎わが街の発明家たち(鉱脈社・共著)